この記事は、pyenvを利用してローカルMacのpythonのバージョン管理を行う方法を紹介します。
◆動作検証環境
・ローカル環境:mac Big Sur
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1. pyenvをインストール
Homebrewでpyenvをインストール。
1 2 3 | brew install pyenv |
2. pathを通す
使っているshellを確認。
1 2 3 4 | echo $SHELL /usr/local/bin/zsh # <- zsh使ってる |
zshを使っている場合は~/.zshrcに、
bashを使っている場合は、~/.bash_profile
fishを使っている場合は、~/.config/fish/config.fish に下記コードを追加。
~/.zshrc
1 2 3 4 5 6 | export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv" export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH" eval "$(pyenv init --path)" eval "$(pyenv init -)" |
shellの設定を読み込ませる。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 | # bashの場合 source ~/.bash_profile # zshの場合 source ~/.zshrc # fishの場合 source ~/.config/fish/config.fish |
3. pythonをインストール
pyenvでインストールできるpythonのバージョンを確認。
1 2 3 4 5 6 7 8 | pyenv install --list Available versions: 2.1.3 2.2.3 ... 3.9.9 # <- これをインストールしたい |
python 3.9.9をインストール。
1 2 3 | pyenv install 3.9.9 |
4. 使用するpythonのバージョンを設定
インストールしたバージョンを確認する。
1 2 3 4 5 | pyenv versions system * 3.9.9 (set by /Users/hayashikengo/.pyenv/version) # <- さっきインストールしたやつ |
python 3.9.9を設定する。
1 2 3 4 5 6 7 | # globalで設定 pyenv global 3.9.9 # localで設定 pyenv local 3.9.9 |
pythonバージョンの確認。
1 2 3 4 5 | python --version Python 3.9.9 # <- 設定されている |