macローカル環境にMySQLをインストールしデータベース環境を設定する

  • 2021-12-23
  • 2022-01-08
  • etc

今回は、macローカル環境にMySQLをインストールしデータベース環境を設定する方法を紹介します。

 

◆動作検証環境

・ローカル環境:mac BigSur
・MySQL:8.0
mysqlclient : 2.1.0
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MySQLのインストール

Homebrewを使ってMySQLをインストールします。
*Homebrewのインストール方法は、こちらを参考にしてください。

最新のバージョンをインストールする際は下記のコマンドとします。

バージョンを指定する場合は@を使います(5.7の場合)。

 

インストールの確認をします。

下記のようにバージョンが表示されればOKです。

 

データベースの作成

 

MySQLの起動

 

MySQLへのログイン

パスワードを利用せずにrootでログインする場合は以下のコマンドを実行します。

 


 

rootにパスワードを作成しより安全にログインするには以下のコマンドを行い、設定を行います。

 

以下のように、パスワード設定を行う際にプラグインを利用するか確認されます。

今回は利用せずに設定をするため、何も入力せずenterを押します。

 

パスワードを入力します。

 

匿名ユーザーの削除を確認されますが、今回はEnterを押しスキップします。

 

rootのリモートでのログインを禁止するか確認されますが、今回はEnterを押し、スキップします。

 

デフォルトで作成されている、testのデータベースを削除するか確認されますが、今回はEnterを押し、スキップします。

 

これまでの変更をすぐに有効とするかと確認されますが、今回はEnterを押し、スキップします。

 

以下のように表示され設定が完了します。

 

上記の設定を行うとログインの際にパスワードの入力が必須となるため、以降はパスワードを利用してrootでログインします。

コマンド実行後にパスワードを入力してログインします。

 


 

データベースの作成(your_databaseはそれぞれで変更してください)

 

 

データベース一覧の確認

さきほど作成したyour_database が確認できればOK

 

MySQLドライバーのインストール

 

MySQLとPythonを接続するためのドライバーをインストールします。

MySQL用のドライバーにはいくつか種類ありますが、今回は、Djangoが推奨しているmysqlclientを利用します。

 

開発プロジェクトのディレクトリに移動し、仮想環境を有効にします。

こちらの設定がまだの方は、こちらの記事を参考に仮想環境の設定を行ってください。

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mysqlserverをインストール

mysql5.7のバージョンでインストールした場合は、mysqlclientのバージョンを2.0以下に指定する必要があります(本記事公開時は2.1が最新)

 

 

ここでデータベースを停止する場合は以下のコマンドを実施

 

データベース作成後の初期設定

 

ユーザー追加

 

追加したユーザーへの権限付与

 

 

設定の反映

 

ログアウト

 

 

Mysqlを再起動
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Django settings.pyの編集

 

データベースの準備ができましたので、Django内の関係するファイルを編集し、Mysqlの利用に対応させます。

settings.pyを以下のように編集します。

 

 


以上、macローカル環境にMysqlをインストールしデータベース環境を設定する方法を紹介しました。